博多の長い歴史を語り継ぐ寺や神社が立ち並ぶ博多地区。寺社の建物や庭園のライトアップで、市民や観光客に昼間とは違う博多地区の魅力を発見し、歴史的な景観により親しんでほしいという思いから、2006年にスタートしたイベント〈ライトアップウォーク〉。8年目を迎えた2013年は、御供所地区の承天寺、東長寺、妙楽寺、順心寺、節信院、円覚寺、妙典寺、正定寺、冷泉地区の櫛田神社で行なわれた。地域のくらしに根づき親しまれる「日常の顔」、儀礼や祭り、年中行事など人生のハレの日を過ごす「非日常の顔」、一般の人々は踏み込めない神仏の世界を守る「神聖な顔」。これら寺社がもつ3つの顔を大切にするという基本コンセプトに基づき、毎年刷新されていく秋の光が人々を心地よい感動に包む。
*2013年 照明学会 照明デザイン賞 受賞/*2013年 アジア景観デザイン学会 アジア都市景観賞 受賞/*第27回 福岡市都市景観賞「活動賞」・「市民賞」受賞/*第11回日本夜景遺産認定
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