大名小学校、舞鶴小学校、簀子小学校の3校区をまとめた舞鶴中学校の3小1中の一体的整備により、舞鶴小学校跡地に計画された福岡市立の小中連携校の照明計画。限られた敷地の中で小学校と中学校各々の体育館兼講堂を整備しグラウンドを確保する必要があったため、講堂兼体育館を半地下に設置、その屋上をグラウンドとする立体的な構成となっている。光環境のコンセプトを地域に開かれた都市型新校舎の骨格構造をあかりで表現するとし、四方を囲む各々の通りが持つ機能にあわせた照明計画や、視覚的な暗がりをなくし安全性と防犯効果を高めること、ヒューマンスケールの光による地域に親しまれ開かれた雰囲気づくりを目指した。構造体を利用した建築化照明による照明デザインが、新しい学校にふさわしい光環境を構築している。
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