福博をつなぎ、貴賓館のある公園として親しまれる福岡県天神中央公園。夜は公園内を多くの⼈々が⾏き交う⼀⽅で、滞留する公園とはなっていなかった。福岡都⼼の新たなシンボルとして⽣まれ変わる公園の照明デザインは、貴賓館のライトアップを中⼼に据えて、各⽅向からのアプローチ動線を明確にしている。ライトアップされた貴賓館ビューを確保するため、照明は低位置に抑えた配置計画を⾏うことで、憩いの場となる佇みの雰囲気を演出。那珂川の⽔景や対岸から⾒る⽔辺の演出、中洲の繁華街を背にした福岡・博多を象徴する光景と調和する福博であい橋のライトアップにより、夜の交流拠点となる滞留型公園へと再⽣し、福岡都⼼のさらなる魅⼒アップにつながる夜間景観を創出している。
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