小倉駅新幹線口からあさの汐風公園やスタジアム、国際展示場へとつながる約200 mに渡るペデストリアンデッキ。周辺には賑わいを生む大規模施設が集まり、近代化を支えた工場夜景を近くに見る海浜エリアの特徴を活かして、まちに躍動感あふれるダイナミックな光景を創出した。ペデストリアンデッキの照明デザインは、新幹線の車窓を印象づけるデザインシートをガラス面に布設し、連続するライン照明を組み合わせることで、動線を明確にする照明効果を創出。広場には新たに配置した曲線状のロングベンチと足元間接照明により、来訪者や市民に親しまれる憩いの空間を演出した。デッキ上からは窓から眺める都心の景色が、施設周辺からはデッキ上を移動する多くの人の姿が映し出され、まるで新幹線が夜空を翔けるような光景が、小倉都心地区に新たなランドマークを創出している。
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